月桃

月桃は亜熱帯性のショウガ科の多年草で沖縄ではサンニンと呼ばれ、高さ3mにまで育ちます。初夏には肉質で唇状の白い花を咲かせ、秋には赤い実をつけます。花弁の端はピンク色でその形が小さな貝殻を思わせることからハワイではシェル・ジンジャーと呼ばれています。沖縄では旧暦の12月8日をムーチー(餅)の日と言い、カーサームーチー(月桃の葉で包んだ餅)を食べる慣わしがあります。

■ハーブティーに
  「ポリフェノール」が多く含まれていることが明らかになり、幅広い分野への応用が進められています。
■その他
  心と体をやさしく解き放って、落ち着きと安らぎを回復してくれます。

シラカバ

シラカバは白く優雅な見た目から公園や街路樹に使われることが多いですが、木質が柔らかいため木材としての用途は割りばしのほかにはあまり知られていないと思います。その機能が日本で認知されるようになったのは、1997年にキシリトールが甘味料として厚生省(当時)に認可され、虫歯予防の効果が紹介されてからでしょうか。チューインガムでおなじみのキシリトールは、主にシラカバの樹液から作られているのです。 しかし、実は1000年も前からその効能は知られていて、健康を増進するために樹液を飲む習慣は、中国や韓国、ロシア、フィンランドなどに古くからありました。北海道でもアイヌの人たちは「タンイワッカ」と呼び、健康飲料としてそのまま飲んだり、あるいは発酵酒にして楽しんでいたそうです。また、ヨーロッパの国々では葉や芽、樹皮をせんじたものが薬として利用されていたそうです。

■スキンケア
 シラカバの葉や樹皮から抽出された精油、木部を乾留して採取する樺木タール(樺油)はそれぞれ皮  膚病や外傷、湿疹などに効く有効成分を持ち、化粧品などに使われています。
■その他
  樹液を採取できるのは、1年のうち1カ月間だけ。穴を開けるだけで、1本の木から1日5リットル程度が  採取できる。採取によって木が枯れること樹液を原料とする甘味料で、虫歯予防の効果がある。カロ  リーは砂糖の75%で、インシュリンに影響を与えないことから糖尿病の患者や点滴にも使われている
  もない。

オリーブ

オリーブの花言葉は「平和」で、聖書に「ノアの大洪水の最後の頃に、くちばしにオリーブの若葉をくわえた鳩がノアのところに戻って洪水の終わりを告げたと記録に残され、以来オリーブは鳩と共に・平和の象徴・とされ、国連旗のデザインにも描かれ、人々に広く親しまれています。 オリーブの樹は、地中海周辺の温暖な気候、太陽、乾燥気味な空気がオリーブには最適の土地で4000~6000年前頃からギリシャやローマで栽培されるようになり、やがてイタリア、北アフリカ、フランスへと栽培方法や、その利用法が広がっていきました。 古代エジプトでは、王の死後墓にオリーブの実が供えられたり、枝を装飾品として使用されました。ギリシャでは、古代オリンピックの優勝者にオリーブの苗が贈られたり、葉で編んだ冠は月桂樹(ローリエ)と共に、競技の勝者の頭に飾られました。 日本に初めてオリーブが伝わったのは安土桃山時代で、当時ポルトガル人が持ってきたものだったところから、ポルトガルの油(ホルト油)と呼ばれていたそうです。幕末や明治の初期に、オリーブの苗木が輸入されましたが、根付かず、明治41年にアメリカから輸入した苗木が、三重、鹿児島香川の三県に分けて植えられました。そのうち、香川県小豆島で見事に成長し、3年後にはオリーブの実が収穫されました。そのため小豆島は、日本オリーブ発祥の地で知られています。

■ハーブティーに
 オリーブの葉をハーブティーとして飲用できますが、青臭い葉っぱのような香りで、シングルでは、
 おいしいから掛離れています。
■お料理に
 イタリア料理や地中海料理には欠かせません。
 オリーブの実の塩漬けなど、料理の彩りや風味付けに欠かせません。

グランベリー

ツツジ科スノキ属の北アメリカで生産されている小さな果樹。ツルコケモモの近縁種で日本名はオオミツルコケモモ。さくらんぼ大の小さくてかわいい真っ赤な実をつけます。名前の由来はクランベリーの花が鶴(クレイン)に似ていることからきています。酸味がありジャムやジュース、お菓子などによく使われています。クリスマスのときには七面鳥の丸焼きにクランベリーソースはつきもの。ちなみに、クランベリーにメープルシロップを加えて七面鳥に添えたのが、クランベリーソースの始まりと言われています。アメリカでは果物出荷量のトップ3に入るほどの人気ものです。

■ハーブティーに
材料 (カップ約1杯分)
100%クランベリージュース ・・・ 約100cc
レモンバーム(フレッシュ) ・・・2枝(生葉を10~15枚程度)
お湯 ・・・約100cc
■お料理に
ジャム、ジュース、いろいろなお菓子にも。

ルイボス

南アフリカのセダルバーグ山脈の高原に自生する低木の針葉樹の一種です。小さな黄色い花が咲きます。「ルイボス」という名は、お茶をつくるときの発酵過程で 葉や新芽にだんだんと現れてくる赤い色に由来します。小さな黄色い花が咲きます。ルイボスの効能は南アフリカのみならず、ドイツ・オランダ・イギリス・ アメリカ・日本などで研究され、その効能が検証されています。従来南アフリカの先住民の間では、「不老長寿のお茶」として今日まで愛飲されています。

■ハーブティーに
■体に
・化粧水に
・入浴剤として
・洗顔の際に(くすみに効果があります。)

ヤロウ

ヤロウは、ギザギザと切れ込みの人った葉が特徴で、片から「兵士の傷薬」と呼ばれ、生の葉は傷の治療薬として知られています。 学名のアキレアは、古代ギリシャの英雄アキレスが、トロイの戦いで負傷した兵士たちの手当てに、この葉を用いたことが由来になっているとか。 スエーデンでは「フィールドホップ」と呼ばれビールの醸造に古くから使用されてきた歴史があります。

■ハーブティーに
体が冷えるとき
汗をかきたいとき
ヤロウの入れ方 →ティスプーン1杯に,熱湯を注ぎ,3分待ちましょう.
■ヤロウ特記事項
多量に使用すると頭痛やめまいを起こすことがるので、一回の使用量を少なくしてください。
妊娠中は使用を避けてください。
また、キク科アレルギーの人は摂取を避けてください。



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