チェストベリー

全長6m程度の高さになる落葉樹です。葉は掌状複葉で、細い線形です。花は穂状の円錐で青からピンク色をしています。チェストベリーはその赤黄色の果実部分で、南ヨーロッパから中央アジアでは広く女性特有の症状に用いられているハーブです。

■ハーブティーに
 そのままハーブティーでいただくほか、ブレンドティーとしても。
■その他
 サプリメント、チンキ剤でも取ることができます。

ジャスミン

ジャスミンは耐寒性の常緑ツル性の植物で、原産地は北インドや中国。香水や石けんなどの香料やお茶に混ぜるなどして使われます。ジャスミンの精油は、東洋では何世紀にも渡って医薬品や香料として認められ、ジャスミンの花は日暮れのころから濃厚に甘く香ることから、インドでは「夜の女王」と呼ばれたといいます。蒸し暑い夜の空気に触れると開花するそうです。最も強い香りを放つ夜明け前に花を摘み香りを楽しめます。

■お茶で
ティーポットにティースプーン2杯のドライハーブを入れ、熱湯を注いで3分ほど蒸らします。

エッセンシャルオイルに
気分をリラックスさせてくれます。
また、不安感を和らげる作用もあり、気分を明るくさせるだけでなく気持ちを高ぶらせてくれます。
■体に
ジャスミンのハーバルバスは、高貴な湯浴として、肌を鎮静させ強壮するのに、とても効果があるとされています。

カモミール

カモミールは、ドイツで「お母さんのハーブ」と呼ばれます。これは、月経に関わる不調や更年期障害の対策に使われてきたからです。また、ギリシアではヒポクラテスが熱剤にローマンカモミールを使用したという記述もあり、古代エジプトではお薬として人々から高い評価を得ていたという説も。

■ハーブティーに
・鍋の中にジャーマンカモミールのドライをティースプーン1杯、ミルク180ccを入れ、煮立てます。
・煮立ったら火を止め蓋をし、3~4分蒸らしてから、茶こしでカップに注ぎます。
・お好みではちみつを入れると飲みやすくなります。
■体に
ハーブティーを濃く煮出したものを浴槽に入れて入浴剤として使用すると、お肌にも効果を発揮します。

セージ

学名はラテン語で「サルビア・オフィキネリス」、「長生きのハーブ」として知られています。イギリスでは、長寿を願うなら5月にセージを食べなさいという諺が古くより伝えられています。 17世紀の中国でも、とても貴重なものと重宝され、セージの葉1枚を大箱3箱のお茶と交換したという話もある程です。

■お料理に
豚肉や、脂っこい肉料理や、臭みのあるレバーなどの臭い消しとしても利用されています。
■ハーブティーに
その場合、フレッシュのほうが飲みやすい。
■体に
ハーブティーの二倍の濃度でうがい薬にもなる。

セントジョーンズワート

セントジョーンズワートの名はキリスト教の民話から来ています。この花から出る赤い色は、洗礼者ヨハネ(John the Baptist)が斬首されたときに流れ出た血の象徴といわれています。洗礼者ヨハネの誕生日とされる6月24日頃に、北半球ではセントジョーンズワートの黄色い花が咲きます。 日本名が西洋オトギリソウといい、ドイツで盛んに研究され、アメリカで旋風を起こしたハーブで、セントジョーンズワートは欧米では「ストレスに効果のあるハーブ」として有名で、ドイツを中心に実際に抗鬱薬としても使われています。

ローズマリー

 ”海のしずく”を語源とする地中海を代表するハーブです。記憶力をシンボルとする若返りの妙薬として知られています。14世紀、リウマチに悩む72歳のエリザベート王妃が;このハーブで見事に若返り、隣国のポーランド国王から求婚されたというエピソードが残っています。この処方は”ハンガリー水”として今に伝わっています。強力な抗酸化(老化防止)作用と血液循環を促進する働きがあり、トニック(強壮)ハーブとして用いられています。  葉は癖のある香りがしますが、ティーとしては癖が無くすっきりした味です。  ポプリとして部屋におきますと、虫除けにもなります。 肉と一緒に炒めて「ローズマリー風味」としてもおいしく食することができます。

ローズマリーティーは、ブレンド方法が多彩で、様々な楽しみ方ができるのも魅力です。もし、リフレッシュ効果を期待するならば、『ミントとレモングラス』などを一緒にブレンドさせてみると、さわやかな味が楽しめます。


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