サフラン

アヤメ科のサフランは欧米で古くから香味料として、またメディカルハーブとして用いられ、紀元前1700年にクレタ島のクノッリス宮殿に残されたフレスコ壁画にはサフランを摘み取る人の絵が残されています。現在ではスペイン、イタリアなどで栽培され、パエリヤやブイヤベースに不可欠のスパイスハーブとして知られますが、中東諸国ではハーブティーとして服用されます。乾燥したサフラン1kgを得るには柱頭50万本(花にして16万本)が必要で、収穫後その日のうちに柱頭を摘み取り陰干しにして乾燥させます。

■お料理に
  調味料や色づけとして、ブイヤベースやパエリアに利用されます。
■その他
  サフランの浸出液で布をサフラン色(明るい黄色)に染める事ができます。

サイリウム

サイリウムの種子とハスク(種皮)は長い間、ヨーロッパや米国で膨潤性緩下剤として用いられてきました。地中海原産のは南フランスやスペインで栽培され、種子の色が黒いためブラックサイリウムと呼ばれ、一方、地中海、北アフリカ、西アジア原産のものはインドやパキスタンで栽培され、ブロンドサイリウムと呼ばれます。

■利用法
  特定保健用食品には「おなかの調子をととのえる」食物繊維として、サイリウムを使用した即席麺、シ  リアル、粉末飲料などがあります。食物繊維食品やダイエット食品の素材にも利用されています。


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