ゼラニウム

「ゼラニウム」という呼び名は、以前、この花がゲンノショウコ属(Geranium)に分類されていたことの名残です。後にペラルゴニウム属に再分類されましたが、過去の属の名前がそのまま残りました。

■ハーブティーに
  ローズゼラニウムティー→ローズゼラニウムは、バラの香りがして、やさしい気持ちになれます。ま    た、ストレートティーに1枚浮かべても楽しいです。
  ふたつきマグカップに葉を5枚ほど入れて、お湯を注いで、2、3分ふたをします

■スキンケア
  注意事項としては、強力なのでアトピーの方や敏感肌に方は
  注意して量を抑え目にするか、他のものを使うほうがいいと思います。

ラベンダー

ラベンダーのニックネームは[香りの庭の女王]と言われ、花は小さくても甘い芳香を放って、とても存在感をアピールしています。古代ギリシャやローマ人たちは、バスタブが紫色に染まるほどたくさんのラ ベンダーの花を浮かべて入浴し、清潔を保ち傷を癒すのに役立てながら優雅なひとときを過ごしたそうです。イギリスでは気絶した女性にラベンダーの香りを嗅がせると息を吹きかえす[魔法の香り]と言われていたとか。イタリアではラベンダーが花咲く季節には、その花の茂みに洗濯物を広げて香りを染み込ませながら乾燥させる習慣があります。また花のない季節には、タンスや戸棚に乾燥して保存しておいたラベンダーポプリを入れて1年中香りを絶やさないそうです。

■ハーブティーに
ラベンダーティーは、香りはすてきなのですが、濃く入れると苦味が強くなるので、薄めに入れたり、甘みを加えたり、あるいは他のハーブとブレンドする、あるいは紅茶にブレンドしてフレーバーティーとして飲むのもおすすめです。
   !!子宮を刺激するので、妊娠初期は使用しないほうがいいでしょう。乳幼児には使用しないよう        ご注意ください。低血圧の人は眠くなるときがあります。
■体に
エッセンシャルオイルを入浴剤に使うとリラックス効果がもてます。

マジョラム

イギリスではこれは「マジェラム」または「マージェロム」として知られてきました。この言葉の由来は定かではありませんが、たぶん真珠という意味のギリシャ語「マルガロン」という言葉、マーガレットという女性名となっているこの言葉からきているのではないかといわれています。 白灰緑色で 薄い毛に覆われた 小さな葉と、甘い香りを持つ多年草。白い結び目のような、小さな花が咲きます。耐寒性がないので、寒冷地では一年草として育てることもあります。名前の由来は、ラテン語「マヨルmajor(大きい)」から来ています。

■お料理に
 挽肉料理に入れたり,肉の煮込みやローストに。
 香りが優しい分,長く火を通しますと独特の香りが消えてしまうので,さっと火を通す程度にします。
 長く煮込むときは,タイムと合わせて用いると、風味の相乗効果が期待出来ます。
・乾燥に向くハーブで,ドライにしたものをスープやソース,シチューの香り付けとして。 

ジャスミン

ジャスミンは耐寒性の常緑ツル性の植物で、原産地は北インドや中国。香水や石けんなどの香料やお茶に混ぜるなどして使われます。ジャスミンの精油は、東洋では何世紀にも渡って医薬品や香料として認められ、ジャスミンの花は日暮れのころから濃厚に甘く香ることから、インドでは「夜の女王」と呼ばれたといいます。蒸し暑い夜の空気に触れると開花するそうです。最も強い香りを放つ夜明け前に花を摘み香りを楽しめます。

■お茶で
ティーポットにティースプーン2杯のドライハーブを入れ、熱湯を注いで3分ほど蒸らします。

エッセンシャルオイルに
気分をリラックスさせてくれます。
また、不安感を和らげる作用もあり、気分を明るくさせるだけでなく気持ちを高ぶらせてくれます。
■体に
ジャスミンのハーバルバスは、高貴な湯浴として、肌を鎮静させ強壮するのに、とても効果があるとされています。

カモミール

カモミールは、ドイツで「お母さんのハーブ」と呼ばれます。これは、月経に関わる不調や更年期障害の対策に使われてきたからです。また、ギリシアではヒポクラテスが熱剤にローマンカモミールを使用したという記述もあり、古代エジプトではお薬として人々から高い評価を得ていたという説も。

■ハーブティーに
・鍋の中にジャーマンカモミールのドライをティースプーン1杯、ミルク180ccを入れ、煮立てます。
・煮立ったら火を止め蓋をし、3~4分蒸らしてから、茶こしでカップに注ぎます。
・お好みではちみつを入れると飲みやすくなります。
■体に
ハーブティーを濃く煮出したものを浴槽に入れて入浴剤として使用すると、お肌にも効果を発揮します。

リンデン

空に向かって堂々と枝を広げる高い木で、ドイツの人々はこの木陰で憩い、読書にふけり、愛の語らいをしてきました。シューベルトの歌曲集「冬の旅」にも歌われているように、各地をさすらう人々にとって、この樹の下は過酷な現実から目をそらす事ができた場所でした。 フランスでは夕食後のお茶として親しまれていますが、それとは別に、落ち着きのない子供にリンデンのハーブティーを飲ませる習慣もあるそうです。 また、魔女が愛の媚薬を作る際に使ったそうで、「愛の守り神」などとも言われます。いずれにしても、家庭円満に役立ちそうなハーブティーです。

■ハーブティーに
神経の疲労回復
リンデンウッド1/3杯+オレンジブロッサム1/3杯+ペパーミント1/3杯

消化促進、食後のお茶に
リンデンウッド1/3杯+ペパーミント1/2杯+ローズレッド1/2杯

ダイエットに最適
リンデンウッド1/3杯+ペパーミント1/3杯+レモングラス1/3杯+ローズマリー1/3杯 

 


レモンバーム

レモンバームはシソ科の多年草で、葉はレモンに似た甘く爽やかな香りがします。 ミツバチが集まりやすいことから、ヨーロッパでは紀元前の頃から養蜂用に栽培されています。 レモンバームは、ミツバチの葉という意味のメリッサ、またはコウスイハッカ、西洋ヤマハッカなどの別名でも呼ばれています。

■ハーブティーに(ぶれんどてぃー)
≪リラックスレシピ≫
レモンバーム 1/2杯+リンデン 1/2杯

≪不安な気持ちをしずめるレシピ≫
レモンバーム 1杯+ラベンダー 1/3杯

カモミール

ヨーロッパにも日本の民間療法と同じ様なアロマ療法(香りを利用)とフィト療法(植物を利用)があります。カモミールは古代エジプト時代から薬用ハーブとして用いられていました。 カモミールは主に花を利用します。植物を使った治療法では最もよく使われるハーブのひとつです。 ヨーロッパではサプリメント、スキンケア用品、医薬品などに幅広く使われています。 カモミールは、ドイツでは『ママのハーブ』と呼ばれています。

■ハーブティーに
ミルクとカモミールのティーパックを鍋に入れて、温めます。
温まったら、ラム酒を少し加えてできあがり。お好みで蜂蜜を入れても。
眠れない夜に。

セントジョーンズワート

セントジョーンズワートの名はキリスト教の民話から来ています。この花から出る赤い色は、洗礼者ヨハネ(John the Baptist)が斬首されたときに流れ出た血の象徴といわれています。洗礼者ヨハネの誕生日とされる6月24日頃に、北半球ではセントジョーンズワートの黄色い花が咲きます。 日本名が西洋オトギリソウといい、ドイツで盛んに研究され、アメリカで旋風を起こしたハーブで、セントジョーンズワートは欧米では「ストレスに効果のあるハーブ」として有名で、ドイツを中心に実際に抗鬱薬としても使われています。


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