ジンジャー
スパイシーで辛味のある刺激的なジンジャーティーは、胃を温めて食物の吸収を助ける消化促進作用があり、吐き気をおさえる効果があります。ジンジャーのかけらを噛むとどんな薬よりも乗り物酔いに効くといわれます。また、ジンジャーは新陳代謝を活発にして体を温める効果があるので腹痛、下痢、冷え性、夜尿症にも効果があります。日本でも昔から発汗促進作用は有名で、風邪の時に生姜汁を飲む習慣がありました。咳止め用の漢方薬で乾姜散(かんきょうさん)と呼ばれ、風邪の民間療法が知られています。またジンジャー(生姜)のエッセンシャルオイルというとなじみがうすいかもしれませんが、血行を促進する作用があるのでマッサージオイルにすると腰痛や生理痛を和らげてくれます。
■様々なお料理に
ジンジャー(生姜)には肉や魚の生臭みを消す効果があります。ジンジャー(生姜)焼きなどは人気のある調理方法として愛されています。またタンパク質分解酵素も含まれていますので、消化を良くする働きもあります。
ヨーロッパでは、乾燥ジンジャーが主に使われ、チョコレートやクッキーなどに使われ、欧米ではプリン、ケーキ、パンや飲み物(ジンジャーエール)、カレー、ピクルス、レバー料理などにも使われています。
■ハーブティーに
1.カップにティーパックを入れお湯を注ぎます。
2.しょうがの絞り汁を入れます。
3.お好みの甘さになるまではちみつを加えます。